２０１２年3月3日、3月４日のこと。

ちょっと備忘録として綴らせてください。以下長くなります。

予定日が１１日だったし初産だったのでおそらく早くなることはないだろう、
と私も旦那も周囲も考えてました。
恐らく二人ですごす最後の週末だろうからのんびりしようということで
散歩したりしてました。ちょうど旦那の会社の方がベビーグッズを届けに来てくれる、
というので最寄り駅まで受け取りに行き、その時にその方が連れてた3歳の男の子と共に
４人でちょっと散歩。隣駅まで見送って近くの遊歩道でおむすびを二人で食べました。
結構ぽかぽかと暖かい日で散歩日和だったなぁと。
その日旦那が撮ってくれてた写真をあとから見返すと日差しが柔らかい。
で、さらにちょっと歩いて前から入りたかった近くにある不思議なあんみつ屋でお茶。
この時点でのべ5kmぐらい歩いてた。
医者から歩け歩けと言われていたので本当２月の一ヶ月間はよく歩きました。

ここから箇条書きで行きます。
●しかしこの日は歩きすぎたかなーと。だいぶお腹が張っていました。
●夕食も食べて録画の貯まったブラタモリを旦那と見ながらゆったりとすごしていた２１時過ぎ、
　なんだかお腹がパツンと張る感覚が規則的になってきたような…気がする…
●いや、でも痛くもないしな、本物の陣痛だったらこんなもんじゃないだろう…と。
　前駆陣痛といって陣痛のリハーサルだよねぇーきっと赤さん出てくる練習してるんだねー
　と旦那と笑いながら張りを繰り返すお腹を見て笑ってました。
●でもなんか超規則正しく張るんですよね…きっちり10分間隔で。
　あれ…ちょっと怪しいなぁ…これはもしかするともしかするかも…でも痛くないしなぁ
　という話をしたら旦那も徐々にｿﾜｿﾜ。
●とりあえずお風呂に入ろうということでお風呂に入ったら
　腰に鈍い痛み。これはもしや…とお風呂上がりから間隔数えたら10分間隔。
●しかしそこまで痛くないし。しかしちょっと間隔が短くなった気がする。
●旦那と相談して２３時頃に一旦病院に電話。夜のうちにできるだけ睡眠とってください、と。
　それでも間隔が狭まる様だったらもう一度お電話をと言われ布団に入る。
●横になって目をつぶった瞬間急に痛みが本格的になってきて気がついたら５分間隔に波が来始めてた。
●病院に連絡し入院準備して来てくださいとなりタクシー呼ぶ。その間旦那に飲み物と食べ物とかをかって来てもらう。
●陣痛をやり過ごすのに体力も必要だし食べれれば食べましょうという指導があったので、
　ここぞとばかりにガマンしてた甘い物を食べてやろうと目論んでました。
　メロンパン食べるのが憧れで楽しみにしてたのに旦那はパニック状態で
　買って来てくれたものはおむすびとかおせんべいとかなんか渋いものばっかりだった。
●いや、買って来てくれただけで十分ありがたいんですけどもね…
●ちなみに自宅の台所に隠してあったクッキーも持ってくるのを忘れたｶﾞ━━(;ﾟДﾟ)━━ﾝ!!
●深夜１時に病院について内診したらだいぶ赤さんが下がって来てるとのことで陣痛室に通されず直接LDRに。
●「明日のお昼頃に生まれたら早い方ですね！」って言われる。マジか。この痛いの一晩中続くのかよ。
●あとはひたすら耐える。旦那が一生懸命腰をさすってくれたおかげで陣痛やり過ごすのにも慣れてくるというか
なんとか耐えられている状態。
●昼頃までかぁと朦朧とする意識の中で思っていた3時半ごろに破水。
●その時LDRには旦那しかいなかったので慌てて看護士さん呼んでくる
●にわかに周りがばたばたしていた様な気がする。
●ここから先は旦那に「おへそ見て！おへそー！！」って叫んでもらってたことだけよく覚えてます。（体を反らせると力が入りにくく上手くいきめないので腹筋をする様にするといい、という指導があったので忠実に指示をしてくれました）

●気がついたら目の前に赤さんがっ！！！！！！

ﾜｧｰｰｰｰﾜｧｰｰｰｰﾜｧｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!!会いたかっﾀｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ！！！

●私多分「ヤッターー！！！」って言った気がする（後から旦那に確認したらやっぱり言ってた）
●旦那がその瞬間の写真を撮っていてくれたのですがすごくいい写真だった。
●だけど私確実に「ヤッター！！！」って言ってる口の形してるし大笑いしてるよばくしょう
●旦那に「本当によく頑張ったね」と言われてすごい安心した。

と、まぁこんな感じで出産というものを経験致しました。
うーん…やっぱりこれを乗り切れたのってすごく自分にとってはパワーになるというか
もちろん病院の手は借りるわけですけども最終的に生むのは自分の力なので
その力を出し切れたことは自信を持ちたいと思います。

産後は産後でまた大変ですけどね＾＾；それはまたその都度対応するしかないですね。
長々と長文お付き合い頂きありがとうございました。