ふと気が付くと自分はどうしてこんなに雑食になってしまったのだろうか、
と思うことがたまにあったのですが最近あまり気にしなくなった。
 
イラストでうぉぉおと思うものもあるしネタでおもしろい！とか
いい話だな、と思うとCP吹っ飛ばして見てしまう傾向。
もちろんこの組み合わせ萌えるぅぅぅ！！！パーンってなって
そこから検索止まらないこともありますが。
見るの読むのが好きなCPと自分で妄想するのが好きなCPも違うし
でもいろんな方と交流できて楽しいです。
 
 
 自問自答を始めます。

 「かわいい」という感覚がたまにわからなくなります。
わかりやすくかわいいものに対してかわいいと思うことはあるのですが
自分から進んで「かわいい」という表現を使うことを
避けて通っているところがあるかもしれない。
なぜだろう。
他者が「かわいい」という表現を使うのも理解はできます。
一般的にこの辺がかわいいと称されるもの、の感覚はわかるんです。
仕事でも自分の趣味と大分離れたところのいわゆる「カワイイ☆」
商品作ってたりするので（自分の趣味に近いものもありますが）
逆にそれが楽しかったりもするし（というか金もらってんだからなんだってしますけど）
よく言われるのが「それ私作りました」って言っちゃ絶対だめだよねぇと笑うことがある。
でもそういう例は世の中にたくさんあってで
ものすごーく女性向けのすてきな表現をしていたのは
実はおかまちゃんだったって話もよくあるし。
男の子向けの漫画の作者さんが女性だったりもあるし。
 
かわいいから話がそれましたね。
べつにかわいいものが嫌いな訳ではないんです。
化粧ポーチだけはかわいいもの使うっていうマイルールもある。
心からかわいい、と思ったらそう言うし。
多分自分が歩いてきた道にかわいいという表現を使う寄り道が少なかったのか
簡単に言葉に出さない使わない、というルールが勝手にできてしまったのかもしれない。
 
かわいいがゲシュタルト崩壊してきた。
 
と、ここまでダラダラ書いておきながらだんだんわかってきました。
 
思い出したぞ、私は社会人の一番初め、洋服の販売員をしていたのですが
最初お客さんに声をかけるときになんでもかんでも
「かわいいですよねー」って声かけるのはやめなさいね、
と教わった時にすんごい納得した、腑に落ちた！と思ったことがあったんですね。
見ず知らずの方にお声掛けするのに手軽な言葉を使うな、
その人にあった言葉を咄嗟に出せるぐらいになりなさい、
ということだったんでしょうけど。
もちろんカワイイものにかかわいいというのは間違いではないのですが、
むやみやたらと言うなよ表現力磨けよということだったんでしょうね。
当時の自分より年上のお客様20代後半～30代後半の方相手だったので
その方々に対しても「かわいい」というのも…という上司が気を利かせてくれたのでしょう。
今は「かわいい」が市民権をもっているので
「大人かわいい」なんて言葉もあるしそういう教育はしないんでしょうけど。
 
これが結構じわじわ影響してるんですね。こう書いてみると。

もちろんそこから始まった訳ではなくて幼少期などにも
ベースはあったと思うんです。なんかあったかな。
あ！！自分がかわいいなと愛でてたものを「えー、変なの！」
と言われたことがあるからかもしれませんばくしょうううう結論それだ！
 否定されたからじゃないか。簡単なことだ。
たぶんそういう場面に遭遇してしまうことが何度かあったんでしょう、
積み重ねて行くと「かわいいってなんぞ？」っとなってったんですね。

しかし最後は人それぞれ、という結論にたどり着きました。
ﾁｬﾝﾁｬﾝ