大人になっても

新しい音楽を買って持って帰る時の興奮は
人生で初めて自分のお金で買った音楽を持ち帰る時の自転車を漕ぐ時の興奮と
微塵も差がない

新聞のラジオ欄を目を皿のようにして
目当てのアーティスト捜して
本邦初オンエア！という文字をみてぎゃっ！となり
カセットテープやMDを閉じ込めてRECボタンを指をプルプルさせながら
待機していた時代と違って

今は

情報がいっぱいで、好きな時に捜せて、機械が検索してくれて
発売前に高音質で、タダで、フルで聞く事ができてしまったりしますが

それも極力我慢して

買って来たCDの初再生は未だに儀式のようにオーディオで再生している。
PCで「データー」にしてしまう前に。

音楽を買う事で学んで来た事といえば、
実家の商店街の今は無きCD屋のおじちゃんに
公式発表されている発売日というのとお店に荷物が届く入荷日というのがあるんだよ
という事実を教えてもらい、発売日前日にお店へ行ってみる癖がついた事。


（初再生はスピーカーですが２度目からでかめのヘッドホンで
ボーカルの後ろ側にある音を変態的に拾っていくのが好きです。）

氏原さんはもはやギタリストだ
間奏部分のソロやばい

メモ：滔々　とうとう　
「水が豊かに流れるさま。つかえることなく話し続けるさま。
物事がある方向に激しく移っていくさま。」

氏原さんの「ら行」の歌い方が好きすぎる。

しかしバクチの方のドラム半端ねぇ！
この前ラジオでケーサクさんが「っ難しいんスよねぇ〜」と言ってた。
うん。ドラムはそもそも叩けないけど
難しいよ。これは。さっきからずっとドラムのリズムだけ追ってます。
なんか氏原さんが無理難題言って作っていそうだ。
氏原さんは確かドラムも叩けるはず。

１番のAメロのテンテンとエコーみたいに追っかけてくるベースの音色が
かわいい。左耳から聞こえてくる。
２番の同じ位置の部分はベンベンとギターと同じような演奏で
これもまた三味線のよう。

あー、バクチダンサーだけでここまできた。
僕たちの季節、は銀さんの幼少の頃を思うと涙がでてきますね、
イントロのオルガンの音が好きです。